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2006.09.17

クレド、ワオ・ストーリー

三連休だというのに、遠出もしないで、近所や都内を、うろついたついでに、都内の図書館から、比較的新しいと、思われるCDなどを借りて来て、自宅で聴いています。そのなかに、「クレド」というアルバム・タイトルが、ありました。
アルヴォ・ペルトという作曲家(詳しくはwiki百科事典のリンクを参照)の「ピアノ、混声合唱と管弦楽のための(クレド)」という曲が入っています。ピアノはフランス人でニューヨーク在住のエレーヌ・グリモーで、指揮は、スウェーデン人でロス・アンジェルス在住のエサ=ペッカ・サロネンとスウェーデン包装交響楽団、合唱団ということです。出演者をみて、あら、グリモーって、EMIレーヴェルの人では?サロネンはソニー・レーベルの人では?このCDのリリース元は、ドイツ・グラムフォン(DG)!?なんだかなあ。と、思っていたら、二人とも、DGに移籍していました。知りませんでした。

アルバム・タイトルの「クレド」から連想するのは、リッツ・カールトン・ホテルの「クレド」でした。本、雑誌、テレビなどで、取り上げられることも、多い「クレド」ですが、ここで、その全文を書いてみましょう。

リッツカールトンホテルは、お客様へのここのこもったおもてなしと快適さを提供することをもっとも快適な使命と心得ています。
私たちは、お客様に心あたたまる、くつろいだ、そて洗練された雰囲気を常にお楽しみいただくために、最高のパーソナル・サービスと施設を提供することを、お約束します。
リッツカールトンホテルでは、お客様が経験されるもの、それは、感覚を満たすことよりも、満ち足りた幸福感、そしてお客様が言葉にされない、願望やニーズをも先読みしておこたえするサービスの心です。

たいした量ではなく、いわゆる校則や社訓などに近い内容です。そして、クレドの内容は、難しいことが、書いてあるわけでなく、当たり前のことです。そしてこの「クレド」は、感動を提供するものです。そして、感動を提供することが、プロの仕事と、あります。さらに、「クレド」を説明する上で、色々なメディアで語りつくされた内容ですが「ワオ・ストーリー」というものがあります。リッツ・カールトンを利用したお客様の感動のエピソードを、「ワオ・ストーリー」と称して紹介しています。一番有名なのが、次のエピソードです。

アメリカ・フロリダ州にあるリッツ・カールトン・ネイプルズでの出来事です。ある日の夕方、ビーチ係が、砂浜に並んだビーチカフェを片付けていました。そこに、一人のお客様がやってきてこう告げました。
「この夕方、この浜辺で恋人にプロポーズしたいんだ。できれば、ビーチカフェをひとつ残しておいてくれないか」
時間が着たら椅子を片付けるのが、彼の仕事でした。そのスタッフは、「喜んで」と言って、にっこりと笑い、ビーチチェアをひとつだけ残しておきました。ここまでは、気の利いた人なら誰でもできる人です。また、決まりですから、と、お客様のリクエストを、丁寧に断る、職務に忠実な人もいます。
ところで、このスタッフが違ったのは、椅子のほかに、ビーチテーブルも残しておきました。そして、テーブルの上には、真っ白なテーブルクロスを敷き、その上には、お花とシャンペンを飾りました。さらに、プロポーズの際には、男性の膝が砂で汚れないように、椅子の前にタオルを敷きました。さらに、彼の演出は続きます。いつもは、Tシャツに短パンといういでたちですが、レストランのスタッフに頼み込み、タキシードを借りて、着替えて、手には白いクロスを持って、カップルを待ち受けると言うことでした。

ストーリ・オブ・エクセレンス、通称ワオ・ストーリーとして、クレドを説明するうえで、何度も取り上げられることです。感動を与える瞬間。そんなことを、期待するアルバムタイトルでした。

クレドは頭で理解するよりも、実践することのほうが難しい。簡単なようで、とても深い内容を持っています。サービスと言う言葉を、ほかの言葉、音楽なり、仕事なりに置き換えて読むと、とても、大変なことに思います。

リッツカールトンが大切にする、サービスを超える瞬間

価格: ¥ 1,575 (税込み)

* 著作: 高野登
* 単行本: 219ページ
* 出版社: かんき出版 (2005/9/6)
* ASIN: 4761262788



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コメント

ひねりすぎだなあ。

本を紹介するのか、音楽を紹介するのか、どちらかに絞ってみたほうが、分かり易い、と、自分自身に言いかけてみます。

なお、グリモーのペイン作「クレド」は、かなり挑戦的な曲だと思います。日本版のみのボーナストラック(それでも15分)あまりですが、この曲に挑戦しようと言うのは、恐れ入ります。今、こういった曲が受け入れれるファンがいるということなのですね。
曲全体をどのように捕らえるか、冒頭、中間部、そしてクライマックスと、別々に聴いてみると、全く印象の違った曲であることは、間違いありません。
日本で、この曲に挑戦しようと言う人は、出てくるのでしょうか?

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