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2008.01.11

ジョイント・コンサート・イン・テル・アヴィヴ

4988102304454 昨年のクリスマスに配達されて、いままで、時間が無くて見れなかった、1990年4月18日、テル・アヴィヴのフレドリック・マン・オーディトリウムで開催された、ベルリン・フィル&イスラエル・フィルのジョイント・ライブの映像を見ました。

15年以上も前の映像ですが、歴史的な事実もありますが、この二つのオケが、同じステージに上って演奏することの意義は、大きいです。時代は、ベルリンの壁が崩壊した1989年の翌年で、東西の壁が無くなり、新しい、時代が始まったころの作品です。

とかく、後半のプログラムにレビューが集まりますが、前半最後のラ・ヴァルスが、良いです。音の魔術師とも言われるラヴェルの真骨頂とも思える、色彩感あふれる難曲です。

ゆっくりとしたテンポのワルツのような調べから始まり、曲が展開されていくと、ワルツの調べは崩壊し、転調の連続と、テンポの乱れが伴って、熱狂的なダンスと化していく。ピアノのソロ曲や、2台用の演奏もありますが、ラベルらしい、色彩感は、オーケストラ編の醍醐味を、十分に聞かせてくれます。指揮者のズビン・メータは、この曲を、大きなイヴェントでは、好んで使うようです。

曲目は、

1.ベン=ハイム作曲、詩篇(交響曲第1番、第2楽章)

2.サン=サーンス作曲、序曲とロンド・カプリツォーネ

3.ウェーバー作曲、クラリネットのためのコンチェルティーノ ハ短調 作品26

4.ラヴェル作曲、ラ・ヴァルス

~   休憩  ~

5.ベートーヴェン作曲、交響曲第5番ハ単調 作品47<運命>

6.ズビン・メータの英語によるあいさつ(日本語字幕つき)

1は、IPOとBPOで、IPOの楽員が「外側」つまり、コンマスを担当。

2は、IPO、ソリストは、ドイツ人女性のヴィヴィアーネ・ヘーグナー

3は、BPO、ソリストは、イスラエル人女性のシャロン・カム

4は、IPOとBPOで、BPOの楽員が「外側」つまり、コンマスを担当。

5は、IPOとBPO、第1と第2楽章が、BPOの楽員が「外側」つまり、コンマスを担当。第3と第4楽章が、IPOの楽員が「外側」つまり、コンマスを担当。この移動の際には、両楽団の楽員からは、笑顔が覗かれた。

黒い正装がBPOの楽員、白い正装がIPOの楽員。

ズビン・メータの服装は、前半は、「ベルリン側」の黒の正装、後半は、「イスラエル側」の白の正装

特典映像には、ラヴァルスのリハーサルと、インタビューは、ドイツ語で、ズビン・メータと、このコンサートの実現に力添えしたメータの盟友、ダニエル・ヴァレンボイム(日本語字幕つき)

ラヴァルスの楽曲について

演奏時間:約12分

楽器編成
フルート3(3番はピッコロ持ち替え)、オーボエ2、コーラングレ、クラリネット2、バス・クラリネット、ファゴット2、コントラファゴット、ホルン4、トランペット3、トロンボーン3、チューバ、ティンパニ、大太鼓、小太鼓、タンブリン、トライアングル、シンバル、カスタネット、クロタル、グロッケンシュピール、ハープ2、弦5部

イン・テル・アヴィヴ/ズービン・メータ、イスラエル・フィル、ベルリン・フィル

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