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2009.03.10

「サクリファイス」を読み終える

日曜日に図書館で借りた近藤史恵が書いた「サクリファイス」を、あっという間に、読み終える。

sacrifice(サクリファイス)、耳慣れない言葉だが、「自己犠牲」という意味。野球で言うところでは、犠牲バントという言葉で、いうと、わかりやすい。

サイクリングのロード・レースという日本では馴染みのないスポーツのお話。自転車競技では、どちらかというと、競輪の方が、身近にあるくらいだ。ヨーロッパでは、ツールド・フランスなどで、有名です。

物語は、元陸上競技選手としての若いアシスト、つまり、補助役として、チームのエースを勝たせる役割の選手の白石を中心とした物語。同期の将来のエースとなる伊庭(いば)、チームのエースの石尾、そして、事故でチームを去った元の若きエースの袴田、引退した若きエースの恋人で主人公の元恋人でもある香乃、この5人が、複雑に絡み合って、250ページの本を盛り上げる。

物語終盤のどんでん返し、サクリファイスって、そうだったのかあ、と、唸らせる。
中盤からは、3年前の事故がエピソードに登場し、それを巡ったミステリーと捕らえても、面白い。
自転車やスポーツにも、まったく興味がないから!と、言わずに、手にとって欲しい本

キーワードは、ロードレース、白石、伊庭、石尾、袴田、香乃、ワイン、水、薬物(ドーピング)検査

サクリファイス (単行本)(Amazon)

近藤史恵(ウィキペディア)

サクリファイス著者 近藤史恵のマニアックなプロサイクリング談話

対談

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コメント

そういう内容だったんですね。
アマゾンの粗筋では今ひとつ判らなかったのですが。
アシスト役の選手っていい味出しますよ。ベテラン選手の名アシスト場面って見ていて記憶に残ります。

>日本では馴染みのないスポーツ
 でもないですよ。ツールドフランスはNHKが80年代から放送してましたし、91年?、宇都宮で世界選手権も行われBSで8時間生中継されました。その後ツールの放映権を買い取ったフジが、あんな継子扱いさえしなければ(涙)

2年くらいな前の本だから、図書館でも、そろそろ、借りられますよ。

>アマゾンの粗筋では今ひとつ

アマゾンなどが扱っているブックデータベースの紹介文は、字数制限があるから、分かり難いですよね。どちらかというと、レビューなど、読者評のほうが、よっぽど役に立ちますね。

日本だと、ツールは、民放TVでまだ、やっているのかなあ。でも、国内戦は、放送していないですよね。CSだと放送しているかもしれませんが。そういえば、同じ自転車の競輪は、UHFの地上波で毎週のようにTV放送していますね。

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