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2009年8月

2009.08.29

アジア・ユース・オケのライブに行ってきました

久しぶりのオケの演奏会です。AYOの世界ツアーの最終日(ファイナル)を飾る東京公演です。この演奏会のことは、一ヶ月くらい前のMXのザ・ゴールデンアワーにおいて、マリア・テラサ・ガウ嬢(ファンタのCMの先生)の初の海外取材(て、いうか、よく、海外取材ができたよなあ。この番組)で、紹介されていたことが、きっかけです。

オープニングでは、指揮者のパンチャスさんが、日本語での「ご挨拶」(これは、譜面台を指揮台の前後に2つ用意してカンペを読みながら)ですが、3分くらい、日本語です。世界ツアーをしながらとは、いえ、かなり、聞き取りやすい日本語ですから、たいしたもんですね。

このオーケストラは、毎年、オーディションによって選ばれて(一年間の奨学金あり)、今年は、2万人2千人の中から選ばれた84人の16歳から25歳の若者を、広くアジアから集められて3週間の合宿(香港)の後に、、8月上旬から、香港を皮切りに、2日演奏して、1日移動、というパターンで、アジアを回り、最後の日本(京都、尼崎)を経由し、東京公演、2日間となったようです。

演奏そのものを、申しますと、今日のプログラム・セットリスト(後で記述)のとおり、ソロが、多い曲ばかりです。これは、初日のプログラムが、ブラームスの4番と、モーツアルトのピアノ20番に、比べるまでもなく、ソロが、多いですので、個人個人の能力が、如実に出る。なおかつ、1ヶ月あまりのツアー(ほとんど、休んでいる暇なし)なので、若いとはいっても、疲れがピークなのでしょう、ミス多いです。比べるのは、変ですが、昨年の南米のユースオケのようなラテンのノリではなく、アジア的な情緒(ワビサビなんて言いませんが。。)が、感じられる、演奏でした。もう、初物というか、そういうノリで演奏会に行く!、でしょうね。

オーケストラ・アンコールの2曲目の前に、メンバーの紹介がありました。各国からの参加人数とかの紹介です。香港、韓国、台湾、中国が、10数名と圧倒的に多く、そこに、フィリッピン4人(男のみ)、ベトナム1人(女性)、マレーシア1人(女性)でした。そこにアメリカ人(指揮者)が、一人。で、忘れてた、と、そうそう、日本人も多くて、15人です、と紹介です。また、このツアーの中から、カップルとして参加して、結婚式をあげた二人もいました。たしか、日本人(バストロ、ヴァイオリニスト)の写真が、パンフに紹介されていて、その二人も紹介していました。

で、最後に、明日からは、日本人は、自宅に帰るし、中国人は、飛行機に乗って。。。と、いうくらいに、本当に、ファイナルになる曲です。もう、このメンバーで集まることは、二度とありえないでしょう。と、説明していました。ステージ上には、涙ぐんでいるメンバーもいました。

で、紹介された曲が、イギリスの作曲家エドワード・エルガーのニムロッド(NIMROD)です。エニグマ変奏曲集の中の一つですが、「友人への感謝、誇り」などなど、そういった類の際に、よくTVなんかで、使われる曲です。このメンバーと集まって、演奏できたことを、誇りを持ちたい。そういう、気持ちを、表してのアンコールですね。いやあああ、渋い選曲、泣かせるなあ。指揮者、えらい!アンコールを記載した記事掲示板の前で、エルガーだ、エルガー!と、言っている人が、多かったです。つまり、みんな、この曲が、一番、印象に残ったって、事ですよね。

演奏後のステージにでは、各所で、隣り合ったパート同士で、握手や抱擁などなど、至る所で。「国際交流」が、見られました。音楽で、世界が平和になるとは、思わないけど、相互理解は、こういうところからのスタートじゃないかなあ。と、戦争反対論者なので、こういう文章になります。

追記(2009年8月30日)

以前、紹介しました、ラマラ・コンサートのエンディングも、このニムロッドです。同じような別れのシーンで、演奏されていました。

ツアー日程

8/8,9 上海
8/10 北京
8/11 天津
8/13,14 香港
8/17,18 台北
8/20,21,23 韓国
8/25 京都
8/26 尼崎
8/28,29 東京

これは、若くなくては、と、思いましたが、指揮者と、ソリストは、高齢だった。。。

曲目(プログラム・セット・リスト)

東京公演2日目

アジアユースオーケストラ 2009年プログラム

指揮:リチャード・パンチャス(Richard Pontzious)

ピアノ:ジャン・ルイ・ストイアマン(Jean Louis Steuerman)

前半

サミュエル・バーバー
弦楽のためのアダージョ 作品11

モーリス・ラヴェル 
ボレロ

後半
モーリス・ラヴェル
ピアノ協奏曲 ト長調

イーゴリ・ストラヴィンスキー
火の鳥 組曲1919年版

ピアノ・アンコール

シューマン
間奏曲・作品220-4

オーケストラ・アンコール

モーリス・ラヴェル
道化師の朝の歌

エルガー
ニムロッド(エニグマ変奏曲より)

英語公式サイト

日本語公式サイト、

メインスポンサーのひとつ、フジ・ゼロックスの公式サイト

2009.08.16

バレエの曲(舞踏曲)と言っても、普通は、信じてくれない曲

以前、どこかでみたので、もう一度、探してみたくなった「春の祭典」。と、言っても、TV局のTBSで放送している、特別番組でなく、ストラビンスキー作曲の「バレエ」の曲。作曲家の作風では、初期の「原始主義時代」の真骨頂的な作風です。1913年の作品です。

これは、始めて見た方は、オープニングの部分が、なんだこれは!と、思うけれども、独特な雰囲気が、曲と、よくマッチしています。

こっちのほうは、だいぶ、無理しているよね。と、言う気がします。

これは、完全に、原始の時代!邪教という部分に、とらわれすぎている気がします

この曲に刺激を、受けて、作られたのが、バルトークのパントマイム「マンダリン」です。これも、中国という、ヨーロッパからは、遠くはなれた極東をテーマにしていますが、かなり、野心的です。1918年ー1924年の作品。1931年改訂。

ミシェル・クワンが、2001年のGPファイナルで、使っていたしマンダリン

これも、春の祭典を意識して作られた、プロコフィエフの「スキタイ組曲」です。本来は、バレエ曲なのですが、バレエとして、上演されることが、ほとんど無いのが残念ですが、これも、「スキタイ民族」というのを、取り上げているために、異教徒を、表現しています。1914年の作品。

リズムとの対決/「春の祭典」がだとった運命

2009.08.12

PCを修理に出すということは、そろそろ、買い替え時なのか?

壊れたら、買う、というのが、最近の生活家電なわけですが、パソコンも生活家電のように、壊れるまで、と、思っていました。でも、持病もちのPCのために、修理ばっかりなので、年末までには、買い換える気がします。

1号機が修理に出したので、2号機を買ったら、これも、また、すぐに、壊れる。。。それならばと、3号機を買えば、輪をかけて、壊れまくる。最近のパソコンって、本当に、信頼性が、低いよね。外ればかりを、引いてるのでしょうか。むかしは、こんなに、壊れなかったですが。。。

そこで、修理している間に、事前に、調べることにしました。最近のパソコン情勢に無頓着なので、だいぶ、変わってきていますね。

1.年末に、大規模なOSのアップグレードがある(Windows7と、スノー・レパード)

Windows7は、RC版を、仮想環境で使ってみたことがありますが(ディスプレイ・ドライバーなどが未整備の時期ですが)、VISTAよりも、快適でした。2014年4月までが、XPのサポート期間です。現在、所有しているパソコンで、1号機の東芝君は、XPのSP3をインストールした時点で、動かなくなったので、論外として、2号機(2006年7月購入)のノートは、2014年以前に、HDDが、最初に、次に、ディスプレイのバックライトが、いかれる気がします。3号機(2007年12月購入)は、ただいま入院中です。ほんまに、論外だ。

パソコンを、買い換えるのって、メイン機種が、壊れて、って、ことが最近多くなってきていますが、本当だわ。

2.MACは、やぱり、高くないかい

MACは、基本的に、改造できる範囲(メモリーのバージョンアップ)とか、HDDの換装とかって、サポート対象外だし、値崩れもしないから、と、いうのは、あるけれども、いかんせん、高いよなあ。いまだに、ブルーレイが、使えないし。ブルーレイのディスクも、なんや、かんやで、10枚以上あるので、再生できる機械が無いと、困るのですよね。
ディスプレイは、22インチ(LCD-AD221XB)があるので、MACミニで、見積もりを、とってみたけれども、メモリーを4GBにして、3年保障とかつけると、17万くらいになるけど、それで、ブルーレイが無いから。不利だよね。

3、ノート・パソコンは、要るのか
10年以上ですが、何台かのノートパソコンを、使っていました。これは、あっち行ったり、こっち、行ったり、と、パソコン持って、中国大陸とか、仕事で、出かけるのは、必要だったけれども、職場が、変わってからは、そんなに、必要でない。と、いうか、盗難とか、紛失に関するリスクのほうが、最近ですと問題になる時代というのが大きいから、仕事で、持ち歩くことも、ほとんど無くなりました。自宅の場合には、外で、使うことは、ないから、デスクトップのほうが、コスト・パフォーマンスに優れている気がします。

ノートパソコンならば、
台湾AcerのTimeLineシリーズが、コスト・パフォーマンス的に、良さそうです。これだと、だいたい、十万円弱ですので、出先で、ワープロとか、表計算とか、メールって、ほとんど、仕事だよね。それ以外は、外出先ならば、iPhone3GSで、足りるし。つまり、要らないって、言ってるのと、同じか。あと、それに、そとで、使うには、無線LANでは足りないから、3G回線とか、WIMAXか。。元手が、かかりすぎるなあ。

デスクトップならば、
米国HPのe9000シリーズが、コスト・パフォーマンス的に、良さそうです。

3.なんのために、パソコンが必要なのか

どういった目的で必要なのかを、洗い直すことで、必要なのを考えると。

最近のPCの用途で見ると、

1.デジカメで撮影した写真のアーカイブ(保存)

2.iTuensへのCDのエンコード

3.ブルーレイ/DVDの観賞と、リッピング

4.ブログやメールの作成

5.ワープロ・表計算、宛名書き

と、いうところか。

2の場合ならば、MACの方が良さそうな気もするのですが、iTunesのフォルダが、143GBにもなると、パワーがないと、全然、反応しなくなるだろうし。大型の、薄型TVを購入して、ワイヤレス・キーボードとマウスで、YOUTUBEを見る!とかには、MACミニが、向いている気がします。

3の場合のブルーレイは、MACが、まだ、普及機で対応していないのが、大きいです。

4と5ならば、ノートパソコンが機動性も良いので、どこでも、出来そうだが、そうそう、必要でもなし。

1から3は、やはり、パワーがあるもののほうが、良さそうです。

2009.08.10

なんとなく、身近に感じた昨晩のドラマ

昨晩、TVドラマを見ていた。TBSの「官僚たちの夏

ドラマの中(昭和36年)で、「元浦製紙(もとうらせいし)篠崎工場」が、「黒い水事件」というのを、扱っていた。なんとなく、うちの近所(歩いて数分)にも、あるなあ。王子製紙江戸川工場(「本州製紙江戸川工場」)が。

ネットで、ちょこっと、調べたら、昭和33年に、本州製紙江戸川工場は官庁からの停止勧告を無視して排水を垂れ流したため、浦安の漁民が本州製紙江戸川工場の工場内に突入して、負傷者100人以上を出す乱闘を起こしたそうです。

1958年(昭和33年) 「黒い水事件(浦安事件)」

4月 本州製紙江戸川工場がダンボール製造に使う漂白剤の悪水放流、黒い水事件の発端
6月 悪水放流に抗議し、漁民が工場に押しかけ警官隊と衝突(けが人105人)
12月 浦安事件が直接的契機となり、日本初の水質規制に関する法律である公共用水域の水質の保全に関する法律(水質保全法)および工場排水等の規制に関する法律(工場排水規制法)が制定された

1962年 黒い水事件をうけ本州製紙は漁民に補償金を払ったが、その後漁業が振るわず漁業権の一部を放棄

近所の江戸川が、なんとなく、汚い、と、思っていたら、こういうのが昔にあったのね。、
と、いっても、50年前の話なんだね。

したたかおばあさん

このアイデア、上手いね

したたかおばあさん|ACジャパン

東芝、ついに、ブルーレイ発売

年末(正確には、年度末の来春)まで、買い控え、決定だな。

大昔、ソニーの盛田会長が、松下電工の松下会長に、アポイント無しで、突然、訪れて、VTRには、VHSを使わないで、ベータを使ってくれ!とか、それが、だめならば、VHSを、使わせてくれて、とか。。、いうことがありましたが。なんか、それに、近いけれども、ドラマ性は、薄いね。

当社は、本日、ブルーレイ・ディスク(以下、BD)規格の検討や策定を行うブルーレイ・ディスク・アソシエーション(以下、BDA)への加盟申請をしました。

 当社は、これまでHDDやSDカード、DVDなどの記録メディアに対応したデジタル機器の展開を図ってきましたが、昨今のBD規格対応機器市場の拡大に加え、流通やユーザーの皆様のニーズを総合的に踏まえた結果、記録メディアのひとつとしてのBD規格に対応した機器の商品化を進めるために、関連情報が必要と判断し、BDAへの加盟申請をしました。

 なお、BD規格対応商品については、まずは年内を目処にBDプレーヤーやBDドライブ搭載ノートPCの発売を目指します。具体的な商品の内容や発売地域などは現在検討しており、決定次第、発表します。


ブルーレイ・ディスク・アソシエーション(BDA)への加盟申請について(東芝・ニュースリリース)

これ、値崩れ決定ですよ。

 株式会社東芝は、DVDレコーダ「VARDIA」のフラッグシップモデルとして、2TB HDDを内蔵し、外付けUSB HDDへの録画に対応した「RD-X9」を9月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は12万円前後の見込み。1TB HDD搭載の「RD-S1004K」やVHS内蔵の「D-W250K」なども9月上旬より順次発売する。

DVDレコーダーを、安く買いたい方。あとで、それを、MOVEさせれば、OKなんだから、2台持ち前提の方は、ある意味、これ(X-9)を、年度末まで待って購入するのは、正解でしょう。うーん、もてないものの悩みです。




2009.08.09

再発しました

一時期、平穏だったPC、今日の午後、再発しました。

怒りが、フツフツと沸いてくる。こんな不良品を、どうして出すのか。

HDDのリカバリーも効かないくらい、また、マザーボードと、HDD(2台)の交換でしょう。

しかし、何度目だ。

はずれ機種というのは、どこのメーカーにもあるものですが。

この損失は、痛すぎます

3度目の修理が完了しました: ダイビングと旅行

とほほ3: ダイビングと旅行

再発しました: ダイビングと旅行

PCが、また入院します: ダイビングと旅行

PCの修理が終わりました: ダイビングと旅行

2009.08.06

今、そこにある危機

TVとかは、これから、一週間は、戦争関連のニュースが多くなりますね。

We have the power,
We have the responsibility,
And we are the Obamajority.
Togerther, we can abolish nuclear weapons
Yes, We can.

広島市長平和宣言全文 原爆の日記念式典 - 47NEWS(よんななニュース)

衆院選後の連立政権を視野に入れる民主、社民両党の間で、核兵器を「持たず、作らず、持ち込ませず」とする「非核三原則」の扱いが火種として浮上してきた

’09衆院選:投票まで25日 非核三原則、民主どうする 法制化求める社民 - 毎日jp(毎日新聞)

この非核三原則って、作られたのが、かなり昔のことですよね。現在の情勢から考えると、大事な一点が、漏れてるんですよね。それは、

「落下させない」

という、一点が、抜けていますね。「持たず、作らず」は、どちらかと言うと、自衛隊向けの言葉、「持ち込ませず」は、在日米軍に対する言葉だと、思います。

現在の日本の立場での、「今、そこにある危機」(Clear and Present Danger)は、「空から、振ってくる原爆」を、二度と、日本で、発生しないようにすることではないだろうか。それは、外交努力から始まるだろうけれども。広島市長のメッセージを、読みながら、そう思った。

2009.08.05

Playing For Change

One Love | Playing For Change | Song Around the World

PLAYING FOR CHANGE - WAR / NO MORE TROUBLE

Stand By Me | Playing For Change | Song Around the World

音楽を通して世界に想像、連繋、平和をもたらすことを目的としたマルチメディア・ムーヴメント=PLAYING FOR CHANGE。グラミー・ウィナーのプロデューサー/エンジニア、Mark Johnsonの「音楽で世界中をつなげたい!」という情熱、アイデアのもとスタートしたこのプロジェクトです。 南アフリカ,中東,ヒマラヤなどをめぐり最新のモバイル・テクノロジーを使い100人以上のミュージシャンの演奏/歌を録画、録音。ほとんどは世界的には無名のミュージシャンだが、それぞれの映像・録音をミックスさせることにより遠くに離れている人たちがまるで一緒に演奏しているような素晴らしい映像作品!

スペシャル・ゲストとしてU2のBONO、BOB MARLEY、KEB'MO'、MANU CHAO、AFRO FIESTAなどの面々も参加。

ディスク:1

1. Stand By Me
2. One Love
3. War/No More Trouble
4. Biko
5. Don't Worry
6. Talkin' Bout A Revolution - Afro Fiesta (Capetown, South Africa)
7. Better Man - Keb' Mo' (Los Angeles, CA)
8. Chanda Mama
9. Love Rescue Me - The Omagh Community Youth Choir (Omagh, Northern Ireland)
10. A Change Is Gonna Come - Playing For Change Band (New Orleans, LA)

ディスク:2

1. Stand By Me
2. One Love
3. War/No More Trouble
4. Don't Worry
5. Chanda Mama
6. The Playing For Change Foundation
7. Peace Through Music (Feature Film Trailer)


Playing for Change: Songs Around the World (Amazon)

2009.08.04

CROSSAir2009 番外編 「フォルクヴァンク・クロスエア」室内楽コンサート

今年で、3回目の参戦となるCrossAirの室内楽コンサートに、行ってきました。知り合い系なので、甘いところも、辛いところも、両方、有ります。本人も、そのうち、読みに来るでしょう。

今日は、体調不良(朝から、頭痛で、何錠だか、頭痛の薬を飲んでいたの)で、私の調子は、悪かったです。挨拶ぬきで、帰って、スマンと、この場で、謝っておきます。

Trio600 場所
今年は、遂に、山手線内に、会場が変わりました。振りかえれば、自宅から数時間もかけて行った埼玉県の入間(お茶の産地)、そして、昨年は念願かなって、東京都内24区23区に進出し目黒、と、三段ステップのように、今回は、日比谷の松尾楽器のスタインウェイサロン東京です。ジャンプすぎる気がする。

ギャラリー
客席数は、88席と、末広がりの八八と、まるで、中国の風水みたいです。月曜日の夜にかかわらず、満席でした。平日なので、50人のホールなのに、人が集まらない!と、泣いている友人プロ・アーテイストも知っておりますので、これは、大したもんです。お客さんの構成は、昨年と同様。つまり、固定客なんだろうなあ。ある意味では、新規開拓が為されていない、とも、言えるなあ。

コンサート・パンフレット
チラシやチケットに関しては、かなり、力が入っています。これは、昨年のシンプルな中でも、良く見ると、ほほおおおおおと、感心した部分とは、まるで、違った作り方です。それに比べて会場で配られる、プログラム案内といいますか、メニューと、言いますか、これが、予算が、無くなったと、言いますか、まあ。。。。。で、も、字の大きさなどは、ギャラリーの年齢を考えると、フォントの大きさなどは、これくらいでないと、困ります!と、苦情が、入るので、合格でしょう。それに、イラストを、入れたり、とか、の、女性が主催しているコンサートらしい、パンフレット、になると、良いですね。これって、遊び心が無くて、質実剛健なんです。パンフレットとしては、用は足りています。さらに、飛躍が欲しいということで、エール。

楽曲

今年は、前半は、チェロとピアノということで、プログラムセットリストをみると、直球勝負の室内楽と、感じました。

ベートーヴェン、これは、ピアノとチェロのデュオでは、第1曲目ということで、すこし、硬いかな?という部分が有りました。
バッハ、これは、チェロのソロですが、2曲目ということもありますが、チェリストのシム・ジェノさん(韓国籍の男性)は、美味いね。丁度、真正面に見えるポジションの席に座っていたのですが、壁面のデザインが特徴的なホールで、音が吸収されるように感じたのですが、気持ちよいくらいに響いてました。
シューマン。シュリさんが、お気入りの作曲家ということもあり、ベートーヴェンと、変わって、なんとなく、力が抜けて(脱力系)、いい感じに響いてきたなあと、感じます。
ラフマニ。これは、有名な曲でもあるので、演奏しにくい(ばれやすい)のですが、それを、払拭するかのように、二人のデゥオも、ノッテきているようです。会場のお客さんの拍手も大きかった。
ドビュッシー。これは、ある意味、後半を含めずに、今日イチで、良いですね。前半の部で、一番じゃないかなあ。ドビュッシーって、普段は、聴いていて、緊張感が持続できなくて、途中で腑抜けになることが有るのですが、これは、メリハリも効いている(緊張感ある)し、ちょっと、ドビュッシーを見直したな。うん、そういう気持ちに、させてくれたことに、感謝です。

後半、例年通り、10分間の休憩です。今年は、短いのでないの?と、思う気も。というのも、トイレの収容人数が、少ないから、って、言うのもあるんだけど。15分でも、良いのかもね。これは、会場とかの構成と確認だな。

後半は例年通り、ピアソラ・スペシャルなわけで、今年は、ある意味で、ピアソナらしく、弦楽器、チェロなので、数年来のピアソラの完成系と、期待しておりました。期待通り、いい感じです。これだけの、ピアソラを生ライブで効いてしまうと、他のセッションでのピアソラは、聞けないなあ。と、感じます。後は、好みの問題でもありますが、ラフさ、と言いますか、ある意味、真面目すぎる、丁寧な演奏になってしまって、20代のプレイヤーから受けるエネルギッシュ、くどいくらいの生命力、夏らしさっていう感じが、少し弱いかなあ。シュリさんも、トモミさんも、二人とも、「去年と違う夏」、てな感じかな。

そのほか、

MCは、前半2回、後半(アンコール含めて)にも2回ありました。前半の最初のは、かなり緊張していたのが、感じました。MC自体は、美味いもんです。が、立ち位置に、工夫がほしい。後片付けとか、椅子とか、出したり、入れたり、普段は、自分たちで行うので、気にかけないかもしれませんが、有料コンサートでは、演奏者が、行うことは、稀かな。入口の前で、立ってると、邪魔なんじゃないかな。MCのときに、実は、片づけてるって、言うのが、うまい方法だと、思ったりします。

おまけ

衣装は、昨年と同様に、モノトーン系。前半は、黒。後半は、銀のドレスです。会場のウケでいうと、昨年のほうが、大きかった。見た目、って、昨年のは、大きいね。って、誰も、尋ねていませんよね。

サマリー

第一部 「クラシック - ピアノ&チェロ」

L.V.ベートーベン(1770-1827) : チェロ・ソナタ第4番 作品102-1(ピアノとチェロ)
J.S.バッハ(1685-1750): 無伴奏チェロ組曲第6番BWV1012よりプレリュードとアルマンド(チェロ)
R.シューマン(1810-1856)=リスト: 献呈(ピアノ)
S.ラフマニノフ(1873-1943) : ヴォカリーズ(ピアノとチェロ)
C.ドビュッシー(1862-1918): チェロ・ソナタ (1915)(ピアノとチェロ)

第二部 「アストル・ピアソラ - ピアノ&チェロ&アコーディオン- 」

A.ピアソラ:A.Piazzolla(1921-1992):  

革命家(ピアノ&チェロ&アコーディオン)
アヴェ・マリア(ピアノ&アコーディオン)
ル・グラン・タンゴ(ピアノ&チェロ)
ブエノスアイレスの冬(ピアノ&チェロ&アコーディオン)

アンコール
ロイコの5つのタンゴより(ピアノ&チェロ&アコーディオン)
ピアソラより(ピアノ&チェロ&アコーディオン)

CROSSAir 2008 - TANGO CLASSIC -: ダイビングと旅行

CROSSAir(クロスエア)室内楽コンサート: ダイビングと旅行

2009.08.02

ニコンのD300sのスペシャル・コンテンツ

ニコンから発表になった、新型D300sの動画用スペシャル・コンテンツを見ていたら、なんとなく、気になったので、紹介。

女性のAmi Vitaleさんは、ニコンによるプロフィールによれば、立派な人のようだし、どことなく、今岡さんの撮っているテーマに似ていた気がします。ほんとうは、逆なのかもしれませんが。。。

Ms. Ami Vitale

様々な文化を捉えた作品に定評があり、人道的かつ共感を誘うストーリーテラーとして賞賛を浴びている。
World Press Photo(世界報道写真財団)、NPPA(全米報道写真家協会)、International Photos of the Year、Photo District News等から表彰を受け、さらに南アジア・ジャーナリスト協会から最優秀賞であるダニエル・パール賞を受賞。
ほかにも様々な賞を獲得しており、マグナムフォト主催による第一回インゲ・モラス賞や、カシミールの報道で受賞したキヤノン女性フォトジャーナリスト賞のほか、アレクシア世界平和財団による表彰も受けている。
ナショナル・ジオグラフィック、アドベンチャー、GEO、ニューズウィーク、タイム、スミソニアン、ル・フィガロなど世界中数多くの雑誌に写真を提供。また、フランス・ペルピニョンのVisa pour l'Image、パリのReporters Sans Frontiers(国境なき記者団)、ポーランドのFotoArt Festival、ニューヨークのOpen Society InstituteやUnited Nations(国連)など様々な国際展示会にも出展。

Ami Vitale公式サイト(英語)

この公式サイトは、ギャラリーのサイトの見本のような、作り方ですね。

昨日から放送されている、スマップのTVCM

昨日から放送されている、スマップのTVCM

金が、掛かってますね。これは、メーキング

本編は、こちらです

最後の空撮のシーンは、懐かしのブリティッシュ・エアーのCMを思い出します

スマップのCMに使われているのは、ロコモーションですね、

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