オバマ米国大統領が、ノーベル平和賞を、受賞というNEWSが先週末に、報道されました。
〔焦点〕オバマ米大統領、ノーベル賞受賞で担う重責(ロイター)
これと、先週の地味なNEWS
アラブ諸国、原油取引での通貨バスケット建て移行を協議=英紙(ロイター)
なんの、つながりもない二つのNEWSです。
でも、この地味なNEWSには、恐ろしい内容が隠されています。まるで、ダメダメな小説のような。。
英インディペンデント紙(電子版)は6日、アラブ湾岸諸国が原油取引での米ドル利用を中止し、通貨バスケット建て取引移行に向け、ロシア・中国・日本・フランスなどと極秘に協議していると報じた
これの、どこが?と、疑問に、思う方!まあ、そうでしょう。
でも、この記事には、こんなことも、書いています。
記事は「ロシア、中国、日本、ブラジルの財務相と中央銀行総裁らがすでにスキームについて極秘の協議を行っており、原油取引は今後、ドル建てにならないことを意味する」と指摘。また、この協議にはフランスも関与しているとされる。
同紙によると、米当局はこの協議が行われたことを認識しているが詳細を把握しておらず、「この国際的な陰謀には対処する」姿勢を示しているという。
「国際的な陰謀には対処する」って、怖いなああ。陰謀のセオリーでしょうか。
国際間の陰謀って、行き着く先は、戦争だし。
しかし、スキーム、つまりは、新しい枠組みということですよね。
米国を、蚊帳の外に出すという!
また、こんな記事があります。イラク戦争(第2次湾岸戦争、JWブッシュ米国、前大統領の時代の話です)、ほんとうの開戦理由は、核(大量破壊兵器)では無かった
イラクは石油輸出の決済をドル仕立てからユーロ決済への移行を決定していた。これが実行されるとアメリカドルの世界基軸通貨としての地位が揺らぐため、それを阻止するための防衛戦争として侵略を決行したとの説があるが、どの通貨を決済・準備通貨をにするかは、政府でも法人でも個人でも当事者の状況判断や価値判断で決める。
どこの記事かって、ここ(wikipedia)にありますし、有名な話ですね。
いま、アフガニスタンからの撤退をどうするか、と、報道される米国。
米軍の性急なアフガン撤退、地域に「破滅的混乱」も(ロイター)
先手を、うって、ユーロを使っている欧州が、
米国大統領に、ノーベル平和賞を与えて、戦争を回避した!
平和賞を受賞した「実績」の無い大統領に、
「戦争」というオプションを、予め取っ払ったとしたら?
そういう陰謀のセオリーが、隠されていたりして。
国際間で、なにかが、起こった(もめごと、いざこざ)としても、
リーマンショックで、経済ボロボロの諸悪の根源で、
「戦争」というオプションが無いアメリカなど、
恐れることないさ!と、誰かが、思ったりして。
ついでに、ユーロの価値が上がるとしたら?
世界の覇権は、もう、米国には、ない、ということを、見せつけるためにも。
石油の取引は、USドルでは使えませんよ!ということですから、
「世界で通用するUSドルという」、信用がなくなる(低下する)ということでも、ありますね。
とうぜん、先週から円高傾向、つまり、ドル(の価値)は、下落していますね。
参考にしたサイト、北野さんの「ロシア政治経済ジャーナル」
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