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この秋、国内オーディオメーカー2社からネットワークプレイヤーというカテゴリのオーディオ製品が発売されました。マランツのNA7004とヤマハのNS-P2000という製品です。
値段はヤハマ製品がマランツ製品の2倍ほどあります。マランツのほうは、ネットワークのみならずUSBを経由したPCからの直接変換(DAC変換)機能も付いています。ヤマハは入力がLANのみという割り切りと言いますか、音質という仕様(数字)では見えない部分に重点を置いているようです。イーサネット(LAN)という部分でのノイズ混入も有る気がします。これは、聞いてみないとよくわかりません。
マランツのほうが音の入口が多くあります。ヤマハにはバランス出力があります。個人的には、DLNAを通してのiTunesのプレイリストの再生機能があるかが、大きく気になりますが、どちらもその部分の使い勝手が不明です。楽曲(ファイル)単位での再生ですと、どうしても不便に感じます。発売後も、少し追いかけたいと思う製品と思います。
メーカー | ヤマハ | マランツ |
機種 | NP-S2000 | NA7004 |
価格 | 208,950円 | 97,650円 |
発売 | 予定11月下旬 | 10月下旬 |
イーサネットインターフェース | 100Base-TX/10Base-T | 100Base-TX/10Base-T |
ファームアップデート | 対応 | |
Webコントロール | Webコントロール | |
DLNA | DLNA1.5 Audio | DLNA1.5 Audio |
対応フォーマット | WAV、FLAC、MP3、WMA、AAC | WAV、FLAC、MP3、WMA、AAC |
対応サンプリング周波数 | 96、88.2、64、48、44.1、32、24、22.05、16、12、11.025、8kHz | |
MP3 | MP3(32~320kbps、32/44.1/48kHz) | |
WMA | WMA(48~192kbps、32/44.1/48kHz) | |
AAC | AAC(16~320kbps、32/44.1/48kHz) | |
WAV | WAV(1,024~1,536kbps、32/44.1/48kHz、16bit) | |
FLAC | 16/24bit、32/44.1/48/88.2/96kHz | |
対応ビットレート | 16、24bit | 16、24bit |
インターネットラジオ 対応フォーマット |
MP3、WMA | 対応フォーマット不明 |
出力レベル | 2.0±0.3V (1kHz、0dB fs44.1kHz) | |
ダイナミックレンジ | 100dB以上 (1kHz、0dB fs44.1kHz) | 110dB(可聴帯域) |
SN比(JEITA) | 116dB以上 (1kHz、0dB fs44.1kHz) | 110dB(可聴帯域) |
高調波歪率 | 0.001% (1kHz 可聴帯域)) | |
再生周波数範囲 | 2Hz~20kHz (?3dB fs44.1kHz) | 2Hz~96kHz |
周波数特性 | 2Hz~24kHz (?3dB fs48kHz) | 2Hz~20kHz(サンプリング周波数:44.1kHz) |
2Hz~48kHz (?3dB fs96kHz) | 2Hz~50kHz(-3dB サンプリング周波数:192kHz) | |
DAC | シーラスロジック製「CS4398」 | |
ネットワーク端子 | 1 (LAN) | 1 (LAN) |
同軸入力 (リニアPCM) |
32/44.1/48/64/88.2/96/176.4/192kHz 16/24bit | |
光入力 (リニアPCM) |
32/44.1/48/64/88.2/96/176.4/192kHz 16/24bit | |
USB Type B(リア) (リニアPCM) |
32/44.1/48/96kHz 16/24bit | |
USB Type A(フロント)(iPod/iPhone(デジタル)) | USBメモリー(WAV、AAC、MP3、WMA、FLAC) | |
Bluetooth | M-XPort(Bluetoothレシーバー用接続端子) | |
IR フラッシャー | 1 | |
マランツ リモートバス(RC-5) 入力/出力 |
1/1 | |
同軸デジタル出力 | 有り | 0.5Vp-p (75?) |
光 | 出力有り | -19dBm |
アナログ出力(アンバランス) | RCAアンバランス出力 | 2.35V RMS ステレオ |
アナログ出力(バランス) | XLRバランス出力(1:アース、2:HOT、3:COLD) | |
ヘッドホン出力 | 18mW/32Ω (可変最大) | |
RS-232C | 1 | 1 |
電源電圧 | AC100V 50/60Hz | AC100V 50/60Hz |
消費電力 | 28W | 30W |
待機時消費電力 | 0.3W以下 | 0.4W |
外形寸法(幅×高さ×奥行) | 435W×69H×440Dmm | 440×106×343mm |
質量 | 12.0kg | 6.5kg |
付属品 | リモコン、単3乾電池2本、電源コード、ステレオピンケーブル、TwonkyMedia serverライセンス・キー | リモコン、単四乾電池×2本、RX101(Bluetoothレシーバー)、電源コード、アナログ音声ケーブル×1組、リモート接続ケーブル、iPodスタンド |
比較表を作ってみました。
ちょっとした顔見知りが主催しているクロスエアーというコンビ名(!?)の室内楽コンサートに、金曜日の夜に出かけました。コンサートの雑感を、書いてみます。
構成は、2部構成で、前半は、コンビのそれぞれのソロが2曲と、コンビの1曲です。後半は、ゲストを含めて、出演者が、変わるので、パンフレットで構成を確認していないと、いけないのですが、佐賀、大阪、東京の3か所の2部のゲストがバラバラな楽曲を無理にまとめており、また、曲の記載順と演奏順が、異なるために、すこし、戸惑いました。
すこし、整理すると、こんなセット・リストです
第一部 Japan +Germany = ∞
1) 林 光: 蜜蜂は海峡を渡る (1988) (Acc.)
2) メンデルスゾーン: 厳格なる変奏曲(Pf.)
3) 東 俊介 : アコーディオンとピアノのためのデュオ曲(委嘱新作初演)(Acc. & Pf.)
第二部 バラライカに魅せられて ~スペシャルゲストを交え豪華饗宴!~
4) ハチャトゥリアン: 組曲『仮面舞踏会』より ワルツ )(Bal. Acc. & Pf.)
5) ロシア民謡: 月は輝く (Bal. & Acc)
6) トロスチャンスキー: グロテスク、瞑想 (Bal. & Pf.)
7) 野村 誠: F&I (2 Acc.)
8) Lasse Pihlajamaee: "Rabontufon alfa" (北極星のもとで) (2 Acc.)
9) チャイコフスキー: 四季より、10月 (Acc.)
10) ガーシュイン/フロロフ(東俊介編曲): ポーギーとベスの主題による演奏会用幻想曲 (Bal. Acc. & Pf.)
アンコール
11) 東 俊介 : ナッティ(デザート) )(Acc. & Pf.)
12) ハチャトゥリアン: 剣の舞)(Bal. 2Acc. & Pf.)
コンビ
太田知美(Acc.)、1)、3)、4)、5)、6)、7)、8)。10)、11)、12)
富田珠里(Pf.)、2)、3)、4)、5)、6)、10)、11)、12)
ゲスト
北川翔(Bal.) 、4)、5)、6)、10)、12)
ヘイディ・ルオスイェルヴィ - Heidi Luosujärvi - (Acc.) 7)、8)、9)、12)
アコーディオンという楽器を使うためか、古典よりも、どうしても、新しい楽曲が中心になります。また、クラスター奏法(ひじ打ち奏法)は見られませんが、内部奏法やゴルペ奏法(ピアノでは、どういうのだ?)などを多用した楽曲や、演奏者自身が曲によって聴衆から「笑い」を取る楽曲など、「古典」の形にとらわれない楽曲構成が組まれています。
会場は、文教シビックホールの小ホール。客席数が400人弱のホールで、後半の2部では、8割から9割の聴衆が集まっていましたので、300人以上は集まっていたと思います。5年目のコンサートですが、昔から多くの聴衆を集めていると思います。会場の選び方と集客のバランスが取れていると、思います。ただ、個人的には、椅子のクッションがへたっているのか、2部の後半からは、お尻が痛くてしかたありませんでした。ちょっと、ここは、新しい会場ですけれども、苦手だなあと、感じました。
そのほかの進行についてですが、MCに関しては、もう、問題ないです。ただ、今回は、MCが、まじめに振ってしまっているようで、柔らかな笑いを誘うような部分が、なくなってしまったのにが、すこし、残念です。大人になってきたって感じでしょうか。進行面では、ステージ係りの方が、譜面台のセットで、間違えてしまったシーンがありました。ゲネプロの際に、譜面台の出し入れといった進行に沿って行なわないで、演奏だけのゲネプロをしているのかああ?と、思います。
それと、今回の衣装ですが(だれも、聞いていない?)、前回までの、ステージに上がってから、会場から、オオオオオとか、ざわつくような、驚きもなく、これもまた、大人の落ち着きといいますか。面白みがないなあ、と、思うような、普通になってしまったのが、残念です。たぶん、斬新なデザインや、色使いのアクセントなどが、無いからなんだろうと思います。
演奏自体を、とやかくというものではないのですが、気が付いたところを、書いて雑感としました。演奏後に、本人と話した時に、今年の暑さのせいかもしれませんが、顔が汗だくですた。せっかく、好印象なのですが、さすがに、それだと、化粧が、落ちてますと。とは、言えませんで、関係のないことを、ダラダラとしゃべってきました。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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