SonyのReaderやShapのGALAPAGOSなどeBookリーダーの雑感
2010年12月11日(土曜)休日出勤の後に、前日に発売されたeBookリーダーの新商品、SonyのReaderと、SharpのGALAPAGOSを、ヨドバシで触ってきました。今は、アーリーアダプタ、特に、本をよく読む人向けというポジションみたいです。
最初に、まとめると、現時点では、どちらも、どちら?というか、購入するまでの決め手に欠けます。なので、欲しいと思った時に、お金があれば、購入するのが鉄則なので、もう少し様子見をします。
1)画面サイズと重さ
これは、何を、何処で、読むかによって選択肢が変わります。文庫、新書、単行本など本を、自宅でも、外出先でも読みたい場合と、雑誌を読みたい場合です。eBooksリーダーには、5インチ、6インチ、7インチ、10インチがあります。本を読みたい場合は、7インチ、雑誌の場合には、見開きで読むことがあるので10インチクラスが必要と思います。
本ならば、Sonyの7インチのDaily Editionが最適に感じます。ただし、今回、発売されていないのが残念です。次点が、6インチのKindle 3G。これは、日本でのAmazonのeBookストアーが始まっていません。で、どちらも、「待ち」の状態なのでした。
雑誌については、一番大事なのでが、雑誌らしい「見開き」で読むことが大事なので、10インチクラスを購入しないと、駄目ですが、重いです。雑誌の場合には、カラーも必須なので、GALAPAGOSか、iPadになると思います。
2)購入方法
これが、画面の大きさと重さ、とともに、考える部分です。
SharpのGALAPAGOSは、WiFi環境であることが必要なみたいです。外出の際に、たとえば、友人が持っている本や雑誌が欲しくなっても、WiFi環境に移動しなくてはならいのは、不便です。街中でWiFi環境を探す為にマクドナルドを探すのでしょうか?
SonyのReaderは、現状のTouchEditionやPocketEditionではWindowsパソコン環境が必須のようです。これは、駄目です。面倒です。パソコンでも、SONYのReaderでも、同じアカウントで購入できることが必須です。その為、Daily Editionの発売は待たれます。
本や雑誌の購入方法に関しては、AmazonのKindleや、AppleのiBooksのように、一つのアカウントがあれば、パソコン(Windows、MAC)、iPhone、iPad、Anndoroidなど何処でも、何でも、購入可能な事が理想的です。当然、eBooksリーダーでの購入時の通信費用(パケット代金)が無料であることが必須です。
3)その他
XMDFという日本独自の著作権管理情報(このDRMは、シャープがパテントを持っているので有償)によるメディア管理方式が一般的のようです。SonyのReaderのDaily Editionやスマートフォンでの閲覧、購入ができないのは、何かの記事にありましたが、このXMDFの管理方法の部分がクリアになっていないための模様です。
図書館の本の貸出は、SonyのReaderのDaily Editionがアメリカで行っています。借りてから2週間後など一定期間の後には、借りた本が自動でリーダーから削除されるために、返却しなくちゃ!という現状の図書館での問題点がクリアされているから、図書館を多く利用する立場からすると、魅力的です。日本の図書館でも導入して欲しい機能です。
eBooksリーダーの仕様は、大まかなメモとしては、こちらにまとめましたので、興味がある方は、ご覧ください。
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コメント
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とても魅力的な記事でした。
また遊びにきます。
ありがとうございます。
投稿: 生命保険の選び方 | 2010.12.17 22:18