欧介さんのスピーチ
久々に、DVDで見たので、欧介さんのスピーチを、メモっときます。
え~、突然なので、え~、なにをしゃべったらいいのか。
あ~、そうだ。ファインマンは、、、
物理学者のリチャード・ファインマンはこんな事を言っています。
『数学や物理というのは、神様のやっているチェスを横から眺めて、 そこにどんなルールがあるのか、どんな美しい法則があるのか、探していくことだ。』と。
最初からそんな法則はないと思うことも出来ます。 この宇宙で起こっていることが全て、 でたらめで意味のない出来事の繰り返しばかりだとしたら、 数学者たちは、なにもすることがなくなってしまう。
そんな退屈な宇宙に住んでいること自体、嫌気がさしてしまう。
でも、岡本はチェスの謎を解くことをあきらめませんでした。
おまけに、ゆりさんの様な人と巡り会うことが出来た。
ひょっとしたら、人と人が出会うことも、 そのルールにのっとっているのかも知れません。
もし、そこに何かのルールがなかったら、 二人がどっかで出会っても、そのまますれ違って 関わり合うことも、言葉を交わすこともなかったはずなのに。
宇宙の片隅のこの会場で、僕たちがこうして集まることが出来たのも、 そして、僕たちがこんなにハッピーなのも、 岡本が、たった一人の女性と巡り会ってくれたおかげです。
運命といういちばん難しい謎を、今日、彼が解いてくれたような気がします。
おめでとう。
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